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 甘い生活

 今週はなぜか仕事で精神的にも肉体的にも疲れてきている。私は疲れたときにはフェリーニの「甘い生活」をみるのだ。この疲れる映画は疲れた心身にとてもフィットする。主人公が疲れ切っているからだ。しかも大して苦労していないのに。私も大して苦労したことがないのでその気持ちはとてもよくわかる。本当に疲れていると映画を観る気も起こらないが、ちょっと疲れたときはこの映画ががカタルシスとなり素晴らしい自浄作用をもたらす。 
 がしかし、相模大野のツタヤには「甘い生活」のDVDが無かった。何たる事だ、ほどよく疲れた私の心身は行き場を失った迷える子羊のように同じコーナーをぐるぐる延々と廻って結局何も借りずに帰ってきてしまった。アマゾンで注文しようと思ったが今の家は郵便受けのつくりが粗末なのでやめた。そのあと友人のK氏とスカイプで話し少しすっきりとしたがやはり未消化な感じである。友人のK氏はかなりけだるさの漂う(笑)生活をしているがフェリーニには及ばなかったか。ああ、誰かけだるさをください。

あ、何も考えずに日記を書くのもおもしろいですね(笑)つづけようかな
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01:00 | 日記
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 21世紀に田園都市は存在するか

 つくばエクスプレス(以下TX)が開通した。
アキバから45分で研究学園都市に連れて行ってくれる。沿線では宅地分譲が始まり、「つくばスタイル」などという触れ込みで売り出している。緑豊かな田園都市の建売で送られる小奇麗な生活・・といったところかと思いきや、今回はちょっと違うようだ。この21世紀の田園都市生活は筑波に多く残る古民家を改装して住むというスタイルを提案している。芸術家が筑波山麓に移り住んでそこに古民家を改装したアトリエ兼住宅を・・・というパターン。私もいつかはカンツリージェンツルマンになりたい男なのでちょっといいなあと思った。

 田園都市は日本では100年前に関西で阪急電鉄がイギリスから取り入れた概念だ。都心ではなく郊外にゆったりとした緑豊かな住宅地を整備し、近代的な交通機関で通勤するというものだ。関西では東京と違い都心部には閑静な住宅地というものがほとんどない。それだけ郊外化が徹底されているのだ。都心のターミナル駅に百貨店、郊外に遊園地と住宅地と学校を設置して利用客を確保するスタイルもこのころ始まった。阪神間の住宅地は日本で一番美しく豊かな住宅街である思うが、近頃残念な話を耳にした。阪急梅田駅の旧改札口のドーム(伊東忠太)とその頭上の阪急百貨店が取り壊されるというのだ。阪急百貨店の建物は近代郊外生活のシンボルである。これを取り壊すとは、三信ビル解体とともに今年最も私を落ち込ませるニュースであった。今や郊外の邸宅は分譲マンションとなり、豊かな田園都市などというものはすでに崩壊しているのかもしれない。先日東京の常盤台を歩いたが見るも無残な姿であった。分譲当時の家は一軒しか残っておらず他はほとんど全て樹脂パネルを張り合わせた安っぽい家に置き換わっていた。一軒だけ残ったその戦前の建物は和洋折衷様式の家で玄関脇に円弧状に張り出した応接間のある美しい建物だ。きっとこの住宅地は60年前は輝いていたに違いない。

 もはや虫の息とも思われる郊外田園都市生活。モダーンは死に、古民家がそれにとって代わるのか。この久々の郊外電車開通(地下鉄を除けば数十年ぶりではないだろうか)で郊外がどうなるのかとても興味がある。むしろTX沿線に試しに住んで見たい気もする。
02:35 | 蘊蓄
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