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 「風」のブランディング


Epuron

 カンヌ国際広告フェスティバルの金獅子賞作品。

 主人公は「風」である。人間にとって邪魔な存在でしかない風が、電力会社との出会いで大変身…というストーリー。
 ヨーロッパには戯曲で「死」とか「風」とかそういったものを擬人化する伝統がある。このCMでもそのスタイルを踏襲しており、なかなか見事な演出だ。
 
 私が通っている大学院でのマーケティングの授業で、先週「ブランディング」というテーマの講義が行われた。その際、日本のCMがどうしても商品告知に陥りがちな理由が解説されたところだったので、なんだかヨーロッパがうらやましく思えた。
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02:37 | 蘊蓄
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 モダン東京:衝撃のカラー映像



EDOFUNKの個人的な見解によると、建築や工業製品、グラフィックアートのデザインがもっとも美しいのは1920年代である。

現在私たちの身の回りにあるもののデザインはこの時代に生まれた手法を水で薄めたものがほとんどだ。

昭和10年の東京の映像を発見した。丸の内は現在、チープな壁材に覆われた高層ビル街になっているが、このころはロンドンの金融街シティをパクったような街だったのだ。黒塗りの乗用車が渋いです。

筆者の大好きだった三信ビルもなくなっちゃったし、東京は買い物と飲食店以外にいくところが無くなってきました。はー。
02:34 | 蘊蓄
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 世界で一番美しいエンジン音

車やバイクのエンジン音というのは、ドライバーの興奮度をきめる大切な要素だ。

昔のレースの映像集なんかで、往年の名ドライバーが「○○のサウンドは最高だった…」なんて感慨深げに語っているのを見ると、次の瞬間にはグーグルの検索結果が自分のPCモニターに表示されている。

「リジェ・マトラ JS9」の音が最高とよく言われていたので、探してみた。見つかった。JS9かどうかはわからんが凄くかっこいい。たまらん。エロい。

みんなもボリューム最大にして聞いてみてくれ!今の車の音なんかゴミみたいなもんだ。

マトラV12のエンジン音(たぶん70年代)
matra10.gif

04:10 | 蘊蓄
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 広告

美しいデザインの広告は沢山ある。
素晴らしいコピーの広告も沢山ある。

しかし、度肝を抜かれる広告に出会えるのはまれだ。

news060303minibb05.jpg


こういう無茶を日本でもやってくれないだろうか。
日本の広告でも「燃焼系」はすごかったよね。

02:39 | 蘊蓄
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 スイーツ都市!

スイーツを売りにして、開発を進める新興住宅地があらわれた。

以前、田園都市とつくばエキスプレスについて書いたが、同沿線の八潮駅周辺エリアである。EDOFUNKは21世紀の田園都市候補生としてこの沿線に熱いまなざしを注いでいるのだ。

都市公団のウェブサイトを見ると、街の3大コンセプトの中の一つに「スイーツ&アクティブ」という項目が!攻めすぎだ、攻めすぎだぞ、都市公団。知る人ぞ知る洋菓子店がたくさんあるそうで。

現在は世の中「都心回帰」ブームであるが、地価が上がる過程で再び「郊外」が注目を浴びるはずだ。しかし郊外ならなんでも良いというわけではなく、魅力的な街だけが生き残り、残りは寂れて朽ち果てて行くのだ。ようは住民と商売人と役所のセンス次第なんだが。

都心郊外を問わず、港区やら世田谷区みたいな地方出身者が憧れそうな街は、地名だけで地価が上がっているようなところがある。バリュー志向の私は「実は、イイ!」みたいな街を捜し歩いています。

八潮南中央の案内
19:15 | 蘊蓄
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 思い出が思い出になる前に

先日、EDOFUNKは相模大野から撤退すると宣言した。


その中の一節に、

フレッシュネスバーガー、おいしゅうございました。

というのがあった。
仕事に疲れ、夜も遅いのでがっつり食べるわけにもいかず、でもコンビニ食品はもう飽きている、そんな私の胃袋を優しく満たしてくれる貴重な存在であった。フランチャイズながら板張りの床やアメリカの田舎風の凝った内装、木製の階段。なかなか良い仕事をしている。自分にとっての、社会人生活の中の1ページとして残る場所確定済みである。

…がしかし。

2月末で潰れていた。

昨日前を通りかかると内装は全て剥がれ、プレーンな貸しスペースとなっていた。

俺が去る前に、おまえが先に逝くのか…。この地を離れてもたまに来ようと思っていたのに。


冷静に考えれば、相模大野という場所にはおかしなところがある。住宅地という性格にそぐわない商業施設が多すぎるのである。伊勢丹、タワーレコード、巨大駅ビル(地方都市の新幹線停車駅より立派)、さくらや、無印、スターバックス、小田急センチュリーホテル等など。どれも「都市部」の店舗で、住宅地にはオーバースペックである。伊勢丹は田舎版仕様かと思いきや一階にコムデギャルソンなんかも入ってたりして、結構やる気満々だ。隣駅、電車で一分のところに町田駅という大きな商圏があるのに、何故この住宅地に店を出したのだろうと首をかしげたくなる。だがこのオーバースペックぶりが、他の凡庸な住宅地とは一線を画すポイントなのだ。住民は学生と30代までの若年社会人が多く、購買力も低い(はずだ)。上記の店舗のうち、スターバックス以外は全てガラガラだ。フレッシュネスもガラガラであった。上記のほかサブウェイやミスドもガラガラ。デニーズは中を覗いた事が無い。

相模大野のこれからを予測してみよう。苦しいことだ。まずタワーレコードは間違いなく撤退するだろう。平日の夜など、フロアにいるのが私と店員のみというのもザラだ。ジャズファンクのCDが豊富だっただけに、惜しい。次に伊勢丹だ。これは多分イオンになるのではないだろうか。郊外、車社会ときたら大型スーパーでしょう。スターバックスは繁盛しているので残る。当たり前だ。300円でソファーに座って延々としゃべって居られるわけだから、学生の溜まり場になっているのだ。さくらや、無印も怪しい。センチュリーホテルは無くなると思う。

結局残っていくのは、松屋、大戸屋、おはち(フレッシュネス跡に出店決定)、マクドナルド。そう、フツウの住宅地になるのだ。伊勢丹を誘致してから15年になるけど、大規模な実験都市も収束に向かうと思われる。まあそれはそれでいいんじゃないかなと思うんですが。

20060315003803.jpg
見よ!このオーバースペックな駅構内を!左手奥の空中庭園はオープンカフェ。う~ん、アーバン☆(写真はWikipediaより)
00:40 | 蘊蓄
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 ゲームにアートの香りがあったころ

80年代のゲームは幾何学的な構成と、原色中心の色使いで子供のころの私達はそれに魅せられたものだった。音楽も電子音で、同時に出せる音が少なくて現実とはかけ離れた、別世界の音がした。当時はゲームセンターに置いてあるゲームの方が家庭用より数年分は進んでいて、大型筐体のマシンはとても輝いていた。

そんなゲームにも3D化の波が押し寄せ、モニターの中に三次元の奥行きを持つ仮想の空間が現れはじめた。バブル絶頂のころの話だ。カクカクした幾何学がぐりぐり動く。それまで一こま一こま描いた絵で表現されていたものが、連続的に自由に動かせるようになったのだ。現在はこの幾何学の表面にテクスチャという絵を貼り付けてリアルな映像になっているが、僕の好きなのはリアルになる前の3D。

vracing-01.jpg
vracing-02.jpg


上の写真は92年につくられたバーチャレーシング。リアルになる前の3Dゲームでもっとも美しいと思う。キャンギャルもカクカク。まさに幾何学の理想郷だ。コレに魅せられたから、ピカソとかモンドリアンにすんなり入っていけたのかもしれない。残念な事に3Dは進歩が早く、この2年後にはリアルなテクスチャが貼られたゲームばかりになってしまう。ほんの一瞬の期間だったが、僕はこのころのゲームこそが最も美しいと思うのです。
00:46 | 蘊蓄
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 21世紀に田園都市は存在するか

 つくばエクスプレス(以下TX)が開通した。
アキバから45分で研究学園都市に連れて行ってくれる。沿線では宅地分譲が始まり、「つくばスタイル」などという触れ込みで売り出している。緑豊かな田園都市の建売で送られる小奇麗な生活・・といったところかと思いきや、今回はちょっと違うようだ。この21世紀の田園都市生活は筑波に多く残る古民家を改装して住むというスタイルを提案している。芸術家が筑波山麓に移り住んでそこに古民家を改装したアトリエ兼住宅を・・・というパターン。私もいつかはカンツリージェンツルマンになりたい男なのでちょっといいなあと思った。

 田園都市は日本では100年前に関西で阪急電鉄がイギリスから取り入れた概念だ。都心ではなく郊外にゆったりとした緑豊かな住宅地を整備し、近代的な交通機関で通勤するというものだ。関西では東京と違い都心部には閑静な住宅地というものがほとんどない。それだけ郊外化が徹底されているのだ。都心のターミナル駅に百貨店、郊外に遊園地と住宅地と学校を設置して利用客を確保するスタイルもこのころ始まった。阪神間の住宅地は日本で一番美しく豊かな住宅街である思うが、近頃残念な話を耳にした。阪急梅田駅の旧改札口のドーム(伊東忠太)とその頭上の阪急百貨店が取り壊されるというのだ。阪急百貨店の建物は近代郊外生活のシンボルである。これを取り壊すとは、三信ビル解体とともに今年最も私を落ち込ませるニュースであった。今や郊外の邸宅は分譲マンションとなり、豊かな田園都市などというものはすでに崩壊しているのかもしれない。先日東京の常盤台を歩いたが見るも無残な姿であった。分譲当時の家は一軒しか残っておらず他はほとんど全て樹脂パネルを張り合わせた安っぽい家に置き換わっていた。一軒だけ残ったその戦前の建物は和洋折衷様式の家で玄関脇に円弧状に張り出した応接間のある美しい建物だ。きっとこの住宅地は60年前は輝いていたに違いない。

 もはや虫の息とも思われる郊外田園都市生活。モダーンは死に、古民家がそれにとって代わるのか。この久々の郊外電車開通(地下鉄を除けば数十年ぶりではないだろうか)で郊外がどうなるのかとても興味がある。むしろTX沿線に試しに住んで見たい気もする。
02:35 | 蘊蓄
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